ディスレキシアとは

学習障害(LD)という概念があります。


もともとのLDの概念は現在で言う発達障害すべてを含むような大きな概念であった時期もありますが、現在では学習障害は知的には問題がないにもかかわらず、学習課題で困難を抱える障害とされています。
アメリカの現在の診断基準では、読みの障害、算数の障害、書字の障害が挙げられていますが、この中で読みの障害がもっとも多く、ディスレクシア(発達性読み書き障害)が大きな問題になっています。

すなわち会話の能力にはまったく問題がないにもかかわらず、字を読んだり書いたりすることに困難を伴う障害です。

従来は学業の遅れが出てから診断されることも多かったのですが、最近では小学校低学年でも診断できることが増えてきました。診断したらただ様子を見るのではなく、何に困難を抱えるかを一人ひとりについて検討し、適切な補助手段を講じることで、学習上の困難を軽減することが可能になりつつあります。

ただ遅れに焦るのではなく、適切な補助手段を探して、学習への意欲そのものを無くさないようにしていくことが大切です。