あいさつ7

新学期開始にあたり、再度確認したいのが「あいさつ」です。

「あいさつ」は社会生活の基本です。

さらに、「あいさつができる子」は、集団に馴染めるようになり、トラブルも少なくなります。これは、大人になっても必要なもので、自閉症スペクトラム障害があるなしに関わらず大切なものになります。

基本の「あいさつ」を平岩は7つに分類し、さらに2段階に分けています。


第1段階
①「おはようございます」
②「こんにちは」
③「こんばんは」
④「さようなら」
⑤「おやすみなさい」

第2段階
⑥「ありがとう」
⑦「ごめんなさい」

第1段階は日常生活で使う頻度が多く、練習することは簡単です。

 あいさつが上手く出てこない時にはおはようございますの「お」を言って促しても良いですし、オウム返しで言わせてハイタッチでも構いません。とにかくうまくいったら褒めてもらえると感じることから子供たちの行動が変わります。
第2段階では、その場の状況やタイミングが関係してきますので、上手く出来るようになるには練習が必要です。

気を付けなければいけないことは、どちらの場合でも子どもにだけ要求して、言わせようとするのは無理です。まず、大人が言うことでタイミングや習慣性を学んでもらいます。「ありがとう」、「ごめんなさい」は大人がキチンと言えなければ、子どももきちんと習慣的に言えるようにはなりません。

ありがとうとごめんなさいは少し違います。

多くの場合、子どもたちは強制されて「ありがとう」「ごめんなさい」を言うことを要求されることが多いのですが、強制して言わせてみても自然な言葉としてはなかなか出てきません。

強制ではなくて「こういうときにはなんて言うのかな?」と「感情的にならずに落ち着いて」話して言えたら「できたね」とかハイタッチとかにしましょう。すぐにごめんなさいを繰り返す子どももときどき見かけますが、どうしてもself-esteemが低くなりがちですし、それだけ叱られたり注意されたりし続けている可能性が高いと考えています。

ですから自発的にありがとうとごめんなさいが言えた時には、言えたことに対して「よかったね」と強化することが必要です。