PECS その①です

 

今回はPECSの始まりと理解をしましょう。

PECSは正式名称を、Picture Exchange Communication System:絵カード交換コミュニケーションシステムと言います。

PECS(Picture Exchange Communication System)は、アンドリュー・ボンディ(Andy Bondy)とロリ・フロスト(Lori A. Frost)によって開発されたコミュニケーション方法です。              

 その後1992年に2人によって会社組織ピラミッド教育コンサルタント社となり、現在世界8か国に設立されています。

 アンドリュー・ボンディ(Andy Bondy)博士は応用行動分析学(ABA)を専攻していました。1976年カンザス大学でインターンシップを終了、ノースカロライナ大学グリーンスボロ校にて学位を得ています。
 一方で、パートナーのロリ・フロスト(Lori A. Frost)はもともとはアーカンザスとノースカロライナ大学チャペルヒル校にて言語聴覚(speech-language patjologist)を学び、コミュニケーションとABAのトレーニングも積んでいるとされています。

そう、ノースカロライナ大学はTEACCH発祥の地です。

 つまり、アンドリュー・ボンディ(Andy Bondy)博士はABAを専門としながらTEACCHを学び、ロリ・フロスト(Lori A. Frost)先生は言語聴覚とコミュニケーション、ABAのトレーニングも積んでいます。
そうしたベースがありながら、PECSが開発されたと理解しています。

 PECSの目標は絵カードを交換する事によってコミュニケーションを図る事です。


 PECSは前3回でお話させて頂いた「コミュニケーションの基本概念」にもとずいてます。

しかしながら、コミュニケーションが何なのかを理解していないと「絵カードを交換して欲しいものを得る」だけになってしまうでしょう。

アンディ博士とロリ先生によれば、PECSの目的は

1:大人に依存せずに、自分からコミュニケーションを  始める。

2:コミュニケーションの相手を見つけて、自らその人  にアプローチする。


3:絵カードを使用するためにメッセージの取り違いが  双方にない。


これは


「行動とコミュニケーションをシステム化している」


と言えますね。

 


まずは、行動とコミュニケーションを理解しましょう。


2016年09月26日