TEACCHって?②

 

前回もお話ししましたが、TEACCHにおけるシステムとは、


「自閉症児としての個性を生かして自立するためのシステム


です。


つまり、生活環境の構造化から始まり、ペアレントトレーニングや就労の手伝い、自閉症の研究、行政など多岐にわたる概念の包括を指します。


TEACCHの簡単な特徴は3つです。

① 個別化のために評価を行う。

② 個別化して良いものはどんどん取り入れる。

③ 構造化された生活システムである



例えば、ABAの手法が「この子の癇癪には適応」と判断されれば積極的にその子の生活環境を整えるシステム適応されていきます。

もう一度になりますが、

 

TEACCHはその療育方法自体を指している訳ではなく、

 

「自閉症児としての個性を生かして自立するためのシステム」

 

です。

では、ABAとTEACCHを比較してみます。

 

ABAとTEACCHとの簡単な違いは、


・ABA:定型発達児としての自立を目指すための練習方法

・TEACCH:問題と共に生きていくための環境改善システム


とも言えます。


最終目標はどちらも社会生活で不自由なくが目的ですが、到達のアプローチが違うだけで、どちらだけでよいといったことではないことがわかります。

エリック・ショプラー博士は自閉症を文化として解釈しており、TEACCHでは、自閉症を症状ではなく特徴として捉え、「常にオープンであること」と「新しいアイディアを受け入れる事」を提唱されています。


その子にとって良い事であれば、積極的に取り入れて行きましょう。


自閉症児達は


「学び方に手助けがいる子どもたち」


なんです。


特別なことではないですよね。


TEACCHは視覚構造化だけでもマニュアル化だけでもありません。


 その子に合っている方法があれば、積極的に色々と取り入れていきましょう。


2016年06月19日